ダブルコーティング

ダブルコーティングの特長

ダブルコーティングは食器の両側をグレーズ（透明なメラミン樹脂）でコーティングする技術で、メラミン食器の両面にコーティングを施したものがダブルコーティング食器です。洗浄、乾燥の繰り返しによる劣化を防ぎ、汚れが付きにくく長期間美しさを保つ特長があります。

特許第4229972号／特許登録日:2008年12月12日

＜図版説明＞

●食器の内外両面にグレーズコーティングをしているので、美しい光沢感があります。

●食品の汚れが付きにくく、洗浄、漂白作業にも汚れ落ち効果を発揮します。

●絵柄は、グレーズで覆われているため剥がれることはなく、美しさを長く保てます。

●洗浄、漂白剤による表面の荒れが少なくなります。

また、両側に絵柄を入れて両面にコーティングした食器や、片面だけ絵柄を入れて両面にコーティングした食器などバリエーションも豊富で、ダブルコーティング食器は用途に応じてご使用いただけます。

●フォーリスト　　●メラミンエックス　　●エルシー　　●丼・麺丼
●詩緒里　　●汁碗　　●飯碗　　●小鉢　　●湯呑

ダブルコーティングには、食べ物の汚れを落としやすくする効果がありますが、その威力を確認するために、ダブル（両面）コーティング、片面コーティングをそれぞれ施した同じ型の湯呑（自社製品）を用意し、100時間番茶に漬けて違いを観察してみました。

観察結果：

・片面コーティングの湯呑では、コーティングを施してある器の外側には目立った汚れの付着がありませんが、コーティングをしていない器の内側に茶渋と思われる汚れの付着（番茶がこびりついたザラザラ感）があり、器の内外で光沢の違いがはっきとわかる程となりました。

・ダブルコーティングを施した湯呑には、器の内外ともに目立った汚れが付着しておらず、光沢が失われませんでした。

片面コーティングの湯呑の汚れは漂白で落とすことができますが、ダブルコーティングの湯呑はさらっと水洗いをするだけで汚れを落とすことができ、洗浄作業に手間をかけることがありません。

このように、従来の自社製品に比べてダブルコーティング食器には汚れが付きにくく、簡単な洗浄作業で汚れ落ち効果を発揮するよう開発された製品なのです。