沿革・開発の歴史

西暦 年号 ヤマト化工のあゆみ 製品開発のあゆみ
1938年 昭和13年 東京都芝区西久保巴町に佐久間周行によりヤマト製作所創立。
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創業者・初代社長佐久間周行(左)
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フェノール樹脂で富士電機製造(株)の電機部品の成形加工を行う。
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1941年 昭和16年   八王子工場にて、航空機電装部品並びに電機部品を製造する。
1946年 昭和21年 終戦と共に積算電力部品製造に転換し小諸工場(現小諸市赤坂)操業開始。
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1948年 昭和23年   新しい合成樹脂として開発されたユリア樹脂で家庭用品の製造並びに販売に着手
1949年 昭和24年   合成樹脂製箸発売。一般市場に年間500万膳を製造販売。
1953年 昭和28年 ヤマト化工株式会社と改組。
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出荷準備の風景、おちょこを箱につめているところ
1956年 昭和31年   フェノール樹脂食器製造に着手。
1960年 昭和35年 05
当時の工場内風景
日本カーバイド工業(株)のメラミン樹脂試作に参加。
1961年 昭和36年   集団給食用メラミン樹脂製食器製造に着手。150種の集団給食用食器の完成。生産量は月間平均100,000個に達した。
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当時の成型機
1963年 昭和38年   集団給食用食器50種を新たに発売。また、絵付け食器の開発研究に着手。
1964年 昭和39年 小諸市笠石甲1923(現与良町3-9-15)にて新工場操業開始。  
1966年 昭和41年 日本工業規格表示許可工場として認定。 日本で初の絵付和食器、「水仙」・「つた」・「ざくろ」を発売。
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昭和40年代のスリーラインカタログより
1967年 昭和42年   絵付和食器「四君子」・「石目」・「網目」・「唐草」・「木目寿司台」・「あざみ」・「染付花絵」などを発売。
1969年 昭和44年   手付きカップの製造に着手。
1970年 昭和45年   絵付き高級メラミン和食オープン食器「染錦」・「竹」を発売。
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和食器「竹」「唐子」
1971年 昭和46年 販売、企画、開発部門を独立させ、新会社「スリーライン株式会社」を発足。 コーティングレジンを開発し、絵付け商品の表面にコーティングを施す技術を確立。これにより商品のイメージアップ、品質の向上に成功。
1975年 昭和50年   洋食器「ブルーロイヤル」シリーズを発売。
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バイキング向け洋食器「ブルーロイヤル」「ブルーライン」
1976年 昭和51年   「志野」シリーズが全日本プラスチック成形工業連合会主催第9回優秀成形品コンクール通商産業大臣賞を受賞。
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和食器「志野」「王菊」
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社員食堂向け 食器「志野」「竹」
家庭用テーブルウェアー「ポールマックス」シリーズを発売。家庭用品市場に参入
1977年 昭和52年   「水差し」が通商産業省グッドデザインに選出される。
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第10回優秀成形品コンクールで、合成樹脂協会会長賞を受賞する。 子供食器「ディズニー」シリーズを発売。
1978年 昭和53年 FRP樹脂の成形開発に着手。工業用部品、給食用トレイを手がける。 社団法人発明協会および日本放送協会主催第19回全国発明くふうコンクールにおいて「身体障害者用ランチプレート」がテーマ賞を受賞。
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集団給食用食器「セレクション」シリーズを発売。
1979年 昭和54年   FRP樹脂製「ジョイントボックス」が全日本プラスチック成形工業連合会主催第12回優秀成形品コンクールにおいて東京通商産業局長賞を受賞。 「エメラルド」シリーズを発売。
1980年 昭和55年   家庭用品「モア」シリーズ、ホテルグッズを発売。
1981年 昭和56年   和食器「らん菊」シリーズ、洋食器「グレープ」シリーズ、家庭用品「チェックス」シリーズを発売。
1982年 昭和57年   和食器「紅梅」シリーズ、家庭用食器「ルネッピー」シリーズを発売。
1983年 昭和58年 東京都港区西新橋2-1-6本社ビルより新築移転。 ・第一ヤマトビル(ヤマト化工株式会社本社ビル[港区新橋4-2-5]) ・第二ヤマトビル(スリーライン株式会社本社ビル[港区西新橋2-30-8]) 学校給食用食器シリーズ、家庭用品「ジュセカ」・「クックル」シリーズ、FRP樹脂製ホテルグッズ「マーブル」シリーズを発売。
1984年 昭和59年   学校給食用食器「クレヨンセレクション」シリーズ、和食器「アイビー」・「マイントリオ」シリーズを発売。
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「アイビー」
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「マイントリオ」

電子レンジ用食器の開発に成功し、「ネオエレックス」シリーズを発売。
1985年 昭和60年   「花扇」・「弥生」・「彩」・「ハーモニー」シリーズを発売。
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「彩」
1986年 昭和61年   プレート「ホリーホック」、スクールランチ「ペンシル」・「ベル」シリーズ、ホテルグッズ、角プレート用「皿枠」を発売。
1987年 昭和62年   「ノア」・「フォルテ」・「民窯」・「翠紋」シリーズを発売。
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「ノア」
1989年 平成元年 H.H.P.スリーラインSDN BHD(マレーシア)の株式を30%取得。資本提携。 「シーズンⅠ」・「シーズンⅡ」シリーズを発売
1990年 平成2年   「ステラ」・「ソネット」・「藍彩」シリーズを発売
1991年 平成3年   「蒔絵風寿司台」・「彩」シリーズ追加商品を発売。
1992年 平成4年 電気保守功労者優良工場、事業所の部で中部通商産業局長賞受賞。
特殊成形品の成形工場増築と共に新環境設備を新工場に試験導入。
「くまのプーさん」・「ティアラ」・「アンディゴ」シリーズを発売。
1993年 平成5年   「マキシムレリア」・「角形大皿」・「そば器」・「バラエティープレート」・「丼」シリーズ、ホテルグッズ「エクシード」シリーズを発売。
1994年 平成6年   「シーズンⅢ」・「テト」シリーズ、「彩」シリーズ追加商品として、金色フォイルを使用した金色食器を発売。
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金色を使った鮮やかな和食器「彩GOLD」
1995年 平成7年   抗菌食器「ローズマリー」シリーズを発売。
1996年 平成8年 エネルギー管理優良工場、事業所の部で中部地方電気使用合理化委員長賞受賞。 「シンフォニー」シリーズ、新洋食器「ドミノ」シリーズ、学校給食をターゲットとしたバイキング用「大皿」を5アイテムを発売。
食事の宅配サービスに対応した「お食事便(Withシリーズ)」を関東プスチック工業(株)と共同開発。
1997年 平成9年   流動食用マグカップ2アイテムを発売。 「ロゼリア」・「ブルーフリティッシュ」・「コバルト」・「千里」・「華王」・「花伊万里」を発売。
1998年 平成10年   回転寿司市場の大きな伸びをふまえ、子供向けにスヌーピー柄の5寸高台和皿を発売。 「彩」シリーズを拡充。惣菜市場向け小判形深バット「オーバルデリ」シリーズを発売。
1999年 平成11年   高齢者向け食器「アメニティーコレクション」、丸形・角形そば器に新色「小豆梨地」、回転寿司市場向け5寸高台和皿(505-M)に5アイテムの新柄を追加発売。
2000年 平成12年   病院給食・老健施設での需要が期待される新和食器シリーズの蓋の充実を計る。また、アメニティーコレクションを拡充。
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アメニティーコレクション「デュオ」「メイ」
洋食器「ユニティー」シリーズ4柄、水森亜土書き起こしによる新子供食器シリーズ「キャッホーパラダイス」を発売。
2001年 平成13年   業務用給食市場向け子供食器「ブリザ・ボニータ」、「ユニティー」シリーズにスープカップを追加、保温保冷カート対応「ハミングone」・「ハミングtwo」を発売。
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温冷配膳車対応「ハミングone」
2002年 平成14年 三信化工株式会社と資本提携。 溜塗り風汁椀・吸い物椀、「趣器」シリーズ、「アメニティーコレクション」に「フェロー」シリーズ、新和食器「綾錦」シリーズを発売。
2004年 平成16年 ヤマト化工株式会社を会社分割し、持株会社「株式会社アクティス」を発足。
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同日に新設会社「ヤマト化工株式会社」を設立。
非木材パルプ“ケナフ”を使用したケナフメラミン「ピュール」・和食器3シリーズを発売。
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「ピュール」
パール調グレーズを施した新型洋食器「ミューズ」シリーズを発売。
2005年 平成17年 ヤマト化工株式会社本社を、新橋5-25-6(第2ヤマトビル)に移転。 視認性を考慮した病院給食市場向けシリーズ「ルビーズ」、ユニットケア市場向け「大皿」、「彩」シリーズに飯碗の大・中・小・角皿を追加発売。
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病院給食市場向けシリーズ「ルビーズ」
2006年 平成18年 ISO9001-2000認証取得 趣器シリーズに「溜内黒」の丼・リヒートシステム対応向けアイテムを追加。 「ユニティ」シリーズに新型ランチプレート、「彩」シリーズに両面柄付&両面コーティング(ダブルコーティング)湯呑、惣菜市場向けに「デリカバット」6アイテム、洋食器「ミューズ」に柄付の2シリーズを追加発売。
新型保温食器「シャトルホーミー」シリーズ、FRPトレイにシリコン樹脂を塗布したノンスリップトレイ、カラー無地食器「よそおい」シリーズ、洋食器「エチュード」シリーズ、病院給食向け小ぶりの食器「フィット」シリーズ、食事バランスガイドをサポートする食器「バランスナビ」シリーズ、木目柄のFRPトレイを発売。
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ノンスリップFRPトレイ
2007年 平成19年   ダブルコーティングの丼、アメニティーコレクションの拡充。従業員食堂・大学生協・外食向け角皿「パル(Pal)」シリーズ、ダブルコーティング「フォーリスト」シリーズ、病院給食市場向け「ハーモニックハート」シリーズ、オーバル洋食器「リーフ」シリーズ、病院給食市場向け「ボレロ」シリーズを発売。
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ダブルコーティング「フォーリスト」
2008年 平成20年 ISO14001-2004認証取得 第二弾非木材パルプ“バンブー”を使用した「バンブーメラミン」を開発。「ゆらり」シリーズを発売。「ボレロ」シリーズ・「フォーリスト」シリーズの拡充。「彩」シリーズにダブルコーティングの飯椀と織部柄を追加発売。
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和食器「ゆらり」
2009年 平成21年 ISO9001-2008版に更新 子供食器「なかよし」シリーズ・「四香彩」シリーズ・「こもれび」シリーズ・織部柄「大皿」を発売。「アメニティコレクション」ランチプレートに2柄追加発売。
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子供食器「なかよし」
2010年 平成22年   ハイブリッドメラミン「オリーブ」シリーズ・アメニティコレクション「ピノ」シリーズ、ダブルコーティング「汁椀」、「メラミンエックス」「フォーリスト」シリーズに小鉢などを追加発売。
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ハイブリッドメラミン「オリーブ」
2011年 平成23年   「花もみじ」シリーズ・洋食器「ラ・シュシュ」シリーズ・ハイブリッドメラミン「デイジー」シリーズ、ダブルコーティングの汁椀・吸い物碗・カップ・湯呑・小鉢、「三切りプレート」を発売。
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ダブルコーティング「汁椀・吸い物碗」
2012年 平成24年   スモールウェアセレクション「ブリーズ」シリーズ、陶器の風合いを表現した「黒釉」「白釉」シリーズを発表。
ユニバーサルデザインのアメニティコレクションに自助小鉢、「花もみじ」「こもれび」シリーズに小鉢など、「ゆらり」シリーズに丸皿、「メラミンエックス」シリーズに麺丼など、「フォーリスト」シリーズに小鉢、彩シリーズに小鉢など、ダブルコーティングの汁碗・丼、三角小鉢を追加発売。
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スモールウェアセレクション「ブリーズ」
2013年 平成25年   ダブルコーティングで揃えた「詩緒里」、ユニバーサルデザインの範囲を広げたアメニティコレクション+「花信風」「フレア」シリーズを発表。
こども食器に「リトルムーン」「プレーンカラー」シリーズ、ハイブリッド黒色ベースを使用した両面汁椀・丼などを追加。
「志野」シリーズに新しい型を加えリニューアル、「花もみじ」シリーズに煮物碗や小鉢など、「フォーリスト」シリーズに小判仕切皿、「彩」「ゆらり」シリーズに深鉢、「こもれび」両面小鉢、「デイジー」・「オリーブ」シリーズに両面湯呑、「鳴門」シリーズに黄色・アイボリー、「ボレロ」シリーズに煮物碗、ランチプレートに新柄、「白釉」「黒釉」シリーズに飯碗・皿など、「パルホワイト」シリーズに二連小鉢・多様鉢などを追加。
その他、「マグボール」「フリープレート」「角ココット」を発売。
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Wコーティング「詩緒里」
2014年 平成26年  

優しい形にこだわった「ビオ」、格子の飾りがテーブルに変化をもたらす「トカーニ」主張しすぎない新柄「遊奏」シリーズを発表。
「詩緒里」、「花もみじ」、「デーイジー」、「彩」、「アメニティコレクション」シリーズのアイテムを増やし、シリーズを増強。
惣菜やビュッフェスタイルに最適な大容量のボール「デリカボール」、「パルホワイト」シリーズに三角プレートとオーバルプレート、「パル」シリーズに角皿を追加いたしました。
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ハイブリッドメラミン「ビオ」

2015年 平成27年   白釉・黒釉シリーズに角皿を追加いたしました。
給食に変化をもたらす「中子付丼」を開発。
明るい色彩があふれる「エルシー」シリーズが登場。
耐熱耐変色メラミンシリーズ「メラミンエックス」、「フォーリスト」はアイテムを拡充いたしました。
「パルホワイト」シリーズには、上品な彫刻のある角皿を追加、「ビオ」シリーズには絵柄がついたアイテムが追加され、小鉢は全色揃う様にいたしました。
「ビュプレ」には、5ツ仕切皿を追加、新型の大ぶりカップは、カラフルなカラーを集めています。
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2016年 平成28年   金色をあしらった洋食器「ゴールドウィッシュ」、こども向けの「ぽっぽらんど」、波型の底面の「デザイントレイ」、木目調トレイの「チーク」シリーズを発表。
「パルホワイト」シリーズには秋刀魚が一匹乗る長角皿やスクエアディーププレート、「ビオ」シリーズには12cmの丸小鉢、「ダブルコーティング丼・麺丼」シリーズには黒地に白と茶色の刷毛目の“双彗”・やわらかな色調の“梢春”の2柄、「黒釉・白釉」シリーズには角深皿など6型、「ユニティ」シリーズには二連小鉢、「メラミンエックス」シリーズには減塩を意識した小さめの汁碗など、アイテムを拡充いたしました。
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2017年 平成29年 ISO 9001-2015版に更新
ISO 14001ー2015版に更新
電子レンジ対応の新材料メラミンを使用した「ネオエレックス(花言葉)」を発表。
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その他、見る角度によって表情を変える「虹釉」を開発、メラミンエックスシリーズに新柄「カラフルミスト」を追加、「ぽっぽらんど」はアレルギー食に対応したピンクとイエローを追加して3色レギュラー展開いたしました。
2018年 平成30年 明るい色彩の市松文様をあしらい、新感覚の新型を含めた「風音」を発表。
飯碗にて、内側カラーグレーズコーティング、外側絵付けの新表現で展開。
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また、ハイブリッドメラミンの「シャンパンゴールド」、鮮やかな深紅が印象的な「紅釉」シリーズ、「黒釉・白釉」シリーズには和をイメージしたアイテムが加わりました。
2019年 令和元年 熱風再加熱対応の自助食器「ペタロ」シリーズを発表。
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その他、陶器のような質感の「オーバルプレート」、こども向けの食器「るんるん」。「彩」、「黒釉・白釉」シリーには、飯碗を追加いたしました。
2020年 令和2年 長野県独自の取組みである「長野県SDGs推進企業登録制度」に登録。
SDGs達成に向けた具体的な取組みを推進。
SDGs
※現在(2022年)はマークがリニューアルしています。
マットな質感とリムのエンボス加工がまるで陶器のような質感の「RINKA」を発表。
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また蛸唐草模様の「更紗」、「カフェスタイル」、「オーバルプレート」、「ゆらか」などカラフルなシリーズが追加となりました。
2021年 令和3年 一般社団法人 日本有機資源協会
「バイオマスマーク」認定取得

・シェルミン BM55
バイオマス度「55」認定

・ハイブリッドメラミン BM55
バイオマス度「20」認定
卵の殻を主成分とした次世代バイオマス食器「Shellmine(シェルミン)」を開発しました。
シェルミンは年間25万トン廃棄されるとされる「卵の殻」を50%以上配合し、高いバイオマス度「55」を実現致しました。 37
環境に配慮するだけで無く、陶器に近い質感と重量感を実現し手に持ったときの高い価値観を提供します。
温冷配膳車対応の「舞千鳥」を発表。
大空を千鳥が舞っている様子は愛らしさと懐かしさを感じさせてくれます。 38
その他、既存シリーズへのアイテムの追加によりラインナップが充実いたしました。


2022年 令和4年 シェルミンがグッドデザイン賞を受賞。 good 素材としてグッドデザイン賞を受賞。 good SM
2023年 令和5年 シェルミンが第42回プラスチック日用品優秀製品コンクールにて「経済産業省製造産業局長賞」を受賞。